2018年04月27日
盛期のフライタイイング(オドリバエの雄パターン)
タイイングメモ連発(^^;
今日は、この季節の必須パターンのオドリバエです。
とにかく、この季節に良く釣れるパターンですよね。
過去に雌のパターンのタイイングメモを書いたのですが、今回は雄のパターンです、山岳渓流の渓魚の胃の中にたくさん入っている時があります。
オドリバエは種類にもよりますが、雄と雌の形状が異なります。
よく見かけるフライパターンの多くは雌のパターンですが、おそらく絶対数の差だと思いますが渓魚の胃に見られるのは圧倒的に雄の方が多い気がします。
いずれにせよ、どちらも、良く釣れるパターンに変わりはありません。
数年前、他のパターンで出が良くなかったときにこの雄パターンに替えたら俄然出が良くなって、ストマックを見たらオドリバエのオスが固まって入っていたことがありました。
【オドリバエの雄パターン】
ちなみに、雌のタイイングはこちら(過去記事)
では、タイイングスタート!!
今日は、この季節の必須パターンのオドリバエです。
とにかく、この季節に良く釣れるパターンですよね。
過去に雌のパターンのタイイングメモを書いたのですが、今回は雄のパターンです、山岳渓流の渓魚の胃の中にたくさん入っている時があります。
オドリバエは種類にもよりますが、雄と雌の形状が異なります。
よく見かけるフライパターンの多くは雌のパターンですが、おそらく絶対数の差だと思いますが渓魚の胃に見られるのは圧倒的に雄の方が多い気がします。
いずれにせよ、どちらも、良く釣れるパターンに変わりはありません。
数年前、他のパターンで出が良くなかったときにこの雄パターンに替えたら俄然出が良くなって、ストマックを見たらオドリバエのオスが固まって入っていたことがありました。
【オドリバエの雄パターン】
ちなみに、雌のタイイングはこちら(過去記事)
では、タイイングスタート!!
1.下巻きから
【1】フックはTMC2I2Y#15です。ベンドのカーブ位置まで黒のスレッドで下巻きをしてコブを付けます。ボディはスレッドで作るので下巻き時点でボディを整形します。
2.ボディの製作
【2-1】スレッドでボディを作ったら接着剤でコーティングしますが、今回はUVシーラーでは無く瞬間接着剤を使います。
スレッドの段差を埋めるのと接着剤の硬化促進のために僕はKenqubeのハーダニングを下塗りします。スレッドのカラーも綺麗に出る気がします。
【2-2】接着剤はアロンアルファを使っています。濁らず硬い皮膜が出来ます。ハーダニングを使うので普通のヘッドセメントでも硬化時間は短くなりますがヘッドセメントによっては白く濁る場合もあります。
フックケースに少量垂らしてニードルでボディに薄く塗るだけです。勿論、紫外線ライトなんかいりません(笑)
6.ヘッドを作って完了・・・いえ、まだまだ
【1】フックはTMC2I2Y#15です。ベンドのカーブ位置まで黒のスレッドで下巻きをしてコブを付けます。ボディはスレッドで作るので下巻き時点でボディを整形します。
2.ボディの製作
【2-1】スレッドでボディを作ったら接着剤でコーティングしますが、今回はUVシーラーでは無く瞬間接着剤を使います。
スレッドの段差を埋めるのと接着剤の硬化促進のために僕はKenqubeのハーダニングを下塗りします。スレッドのカラーも綺麗に出る気がします。
【2-2】接着剤はアロンアルファを使っています。濁らず硬い皮膜が出来ます。ハーダニングを使うので普通のヘッドセメントでも硬化時間は短くなりますがヘッドセメントによっては白く濁る場合もあります。
フックケースに少量垂らしてニードルでボディに薄く塗るだけです。勿論、紫外線ライトなんかいりません(笑)
3.ウイングの取り付け
【3-1】ウイングはジーロンを使います。束の1/4から1/5くらいです。フライサイズによって量を加減します。
スレッドでたすき掛けをしてジーロンを止めたらほんの少量の瞬間接着剤を付けてジーロンをシャンクに固定します。
【3-2】ウイングを取り付けたらウイングの後方を黒のダビング材で巻きます。(これは勿論ボディとして巻くのですがジーロンのウイングが後方に倒れすぎないためのストッパーとなります。)
スレッドでたすき掛けをしてジーロンを止めたらほんの少量の瞬間接着剤を付けてジーロンをシャンクに固定します。
【3-2】ウイングを取り付けたらウイングの後方を黒のダビング材で巻きます。(これは勿論ボディとして巻くのですがジーロンのウイングが後方に倒れすぎないためのストッパーとなります。)
4.レッグを付ける
【4-1】オドリバエのオスの足はとても長いのが特徴です。
少し長めのファイバーのハックルの片側のファイバーをむしりとってチップ側をシャンクに止め、ハックリングします。(写真はハックルの裏側です。表側をアイ側にして巻きます)
【4-2】ハックルは一巻き位で良いです。何となく足に見えるでしょ、これが有るのと無いのでは雰囲気が全く違います。これが有るからオドリバエのパターンだと言い切れます(笑)
気持ちの問題だけですが(^^;
5.ポスト(目印)をつける
【5-1】そのままだととても見にくいのでCDCで目印用にウイングを付けます。
スレッドでジーロンのウイングを後方に倒したらダビング材で前側のボディを作ります。オドリバエのオスはハンプバックが多いので多少大きめの方がシルエット的には良いと思っています。
6.ヘッドを作って完了・・・いえ、まだまだ
【6-1】ウィップフィニッシュはスレッドに接着剤を付けてから止めるとヘッド内部にセメントが染みるので上部だと勝手に思っています。
7.ウイングを整形する
【7-1】ジーロンを二本つまんでフック後方に揃えて、カットします。
長さの調節はとても重要です、長さでシルエットが全く変わっちゃうので慎重に(笑)
【7-2】こんなもんかな
【7-3】ウイングの成型には、マルチグルーと瞬間接着剤を使います。
【7-4】マルチグルーでジーロンの先端をくっつけたら瞬間接着剤で固定します
8.完成
【横からみるとこんな】
何となくレッグが雰囲気あるべ♪
【上から見るとこんな】
Posted by 老眼親父 at 11:56│Comments(0)
│フライタイイング