2018年01月18日
解禁当初のフライタイイング(マエグロヒメフタオカゲロウ編)
そろそろメイフライが捕食の対象になる季節、中心になるコカゲロウの類に先駆けて水面を賑やかにさせる代表がマエグロヒメフタオカゲロウだったりする。
フックサイズなら#12~#10位の大きなこの虫は水辺の石に這い上がって羽化する陸上羽化のため恒常的に捕食されている訳では無い。
僕のホームグラウンドだった浜通りの溪では岸沿いの桜の花びらが風に舞う頃になると羽化した大きなダンが桜と一緒にその風に煽られて川面に落ちるのだ。
見るからにボリュームのあるそのご馳走をヤマメたちが逃す筈も無く、この場所にこれほどのヤマメが居たのかと思うほどのスーパーライズが起こるのだ。
今回は毎シーズン必ずBOXの入っている僕のマエグロヒメヅタオカゲロウ3体である。
フックサイズなら#12~#10位の大きなこの虫は水辺の石に這い上がって羽化する陸上羽化のため恒常的に捕食されている訳では無い。
僕のホームグラウンドだった浜通りの溪では岸沿いの桜の花びらが風に舞う頃になると羽化した大きなダンが桜と一緒にその風に煽られて川面に落ちるのだ。
見るからにボリュームのあるそのご馳走をヤマメたちが逃す筈も無く、この場所にこれほどのヤマメが居たのかと思うほどのスーパーライズが起こるのだ。
今回は毎シーズン必ずBOXの入っている僕のマエグロヒメヅタオカゲロウ3体である。
1体目は、ソラックスダンのパターン。これだけ大きなメイフライなので基本はシルエットだと思っている。V字カットのハックルが優しく水面を捉えてくれるのでベストマッチだと思っている。
【ソラックスダンパターン】
ハックルはウェットフライのように表側を前側にして巻く。ハックリングの回数も3~4回転位と少なめ。
【タイイングのポイント1】
【タイイングのポイント2】
【斜め後方から】
【大好きなお尻から】
【ソラックスダンパターン】
ハックルはウェットフライのように表側を前側にして巻く。ハックリングの回数も3~4回転位と少なめ。
【タイイングのポイント1】
アブダメンとソラックスは色と太さを変えて巻く。大きなフライ故シルエット優先なのだ。
【タイイングのポイント2】
ハックルは表側を前方にして取り付ける。ソラックスにはスレッドでハックルの通り道を作る。その上をハックリングするのだ。
【出来上がり-上方から】
こんな感じ・・・。
【出来上がり-下方から】
【そしてお尻から(笑)】
【出来上がり-下方から】
【そしてお尻から(笑)】
最近は、お尻から見たアングルが好き。お尻好き(^^♪
2体目は、流速が早い場所様にハックルをパラシュートタイプに巻いたもの。
2体目は、流速が早い場所様にハックルをパラシュートタイプに巻いたもの。
パラシュートタイプのハックルは島崎了さんのトメダンのパターンを常用している。シルエットもイメージも良いのでお気に入り。
元々、パラシュートフライのシルエットが好きでは無くあまり使う事が無かったのだがこのパターンに出会ってからはかなりのパターンで使っている。
【下方から】
やはりアブダメンとソラックスは区別して巻くようにしている
【後方から】
【後方から】
ヒップ好きにはたまらないショット(^^♪-どうでもよいのだが(笑)
当然、スピナーフォールの時期も見逃せ無い。スピナーフォールの時季は水辺の石の上で休むスピナーや、水面に翅を広げて絶命したスピナーの塊りを大量に見ることが出来る。空中に目をやるとスピナーたちが上下に舞う姿がとても美しい。
当然、スピナーフォールの時期も見逃せ無い。スピナーフォールの時季は水辺の石の上で休むスピナーや、水面に翅を広げて絶命したスピナーの塊りを大量に見ることが出来る。空中に目をやるとスピナーたちが上下に舞う姿がとても美しい。
3体目はこのスピナーパターンだがダンに群がるスーパーライズのような風景に出会った事も無く大量に捕食されている感も無いのが不思議ではある。
特に雄のスピナーは雌のそれと違い殆ど真っ黒に見える。BOXにはいつか来るその日のために雄のスピナーパターンが入っている。
【雄のスピナー】
【雄のスピナー】
ダンと違ってスリムで黒い
【下方から】
【下方から】
【斜め後方から】
【大好きなお尻から】
ウイングはジーロンだけど本数は少なめ、静かな水面にペタッと落とす
さて、次回は・・・。
Posted by 老眼親父 at 18:30│Comments(0)
│フライタイイング