2019年10月20日
孫ちゃんのお守りが済んだら釣りじゃあ
8月16日(金)~18日(日)ついに待望の只見川へ
孫と流しそうめんを楽しんで、苗木を買って、本当なら送り火を焚いて良心を彼岸に送るのですが、急遽只見川に行くことにまりました。
父上様、母上様、お見送りできなくてごめんなさい。兄弟二人で出かけちゃうので、帰り道気を付けて帰ってね~。
背中にちょっとだけ後ろめたい気持ちを引きずりながらも心は只見へ。只見町辺りの川を釣るの予定なのだが・・・。
出発前の腹ごしらえに郡山市内のラーメン屋に入った、ラーメンをすすりながらスマホを見ていた弟が「あれ、只見町豪雨だぞ・・・雨雲レーダーが真っ赤・・・」「どれどれ・・・」本当に真っ赤っか、もうすぐ新潟から只見町に流れ込んでくるところだ。
「どうするべ・・・」
先月、東大鳥川で散々な目に遭ったのでここは慎重に慎重を期して、西側から南側の雨雲をチェックする。「あ、檜枝岐は大丈夫だわ」と言う弟に「檜枝岐かあ・・只見川釣りたかったのに・・・」と親父は往生際が悪かった。
「只見川あるじゃん」と弟が言う、「ん?、ああ、上流?」「そうそう、全然雲も無いし・・・」「しかし、遠いしなあ・・・、檜枝岐越えてかなきゃならんし・・・。」「しゃあない、そうすっか!」磐越道を坂下ICに向かう予定が、羽鳥湖経由で南会津、そして檜枝岐へと向かうことになったのである。「これ滅茶苦茶遠いよな今何時よ。」「20時半」「・・・」只見町なら頑張れば今日中に着くけど檜枝岐なら間違いなく明日になる、買い出しもこれからだから、下手をすると2時着だな・・・。
須賀川市から下郷町へそして南会津町へそして檜枝岐の道の駅に定通り2時に到着。
山越えは明日にして、まずここで仮眠をとる、もうクタクタなのであっという間に眠りに落ちた。
ところで檜枝岐に道の駅?そんなものが出来た事すら知らなかった僕なのですが、「道の駅 尾瀬檜枝岐」と言うのが正しいようで、2017年8月30日にオープンしたらしい。
とは言え、温泉施設のアルザ尾瀬の郷もお土産と食事のできる「尾瀬の郷交流センター」と檜枝岐特産の木工品を売っている「木工品展示販売館」は元々有る施設なので、新しい施設は「山旅案内所」だけなんだね。だから、去年の尾瀬檜枝岐マウンテンフェスの時も、一昨年OZさんと釣りした時も、ここに車を停めたのに全く気が付かなかった訳だ。(^^;
まあ、綺麗なトイレが出来ただけでもありがたいけどね。
さて、早朝早起きの民宿で日釣り券を購入し、」国道352号を魚沼方面に向かって峠を越えるとやがて只見川の上流域に出る、この下流に銀山湖、大鳥湖、田子倉湖をへて奥会津へと流れて行く。
僕らは新潟県と福島県境に掛る金泉橋付近から釣り上がる事にした。
2011年7月26日~7月30日にかけての平成23年7月新潟福島豪雨は、ここ只見川流域に大きな被害を及ぼしたことは記憶に新しい、福島県檜枝岐村と新潟県魚沼市を結ぶ金泉橋もこの時に流失した、現在の金泉橋は2013年10月8日に完成したものだ。この付近はイワナの好釣り場だったが大洪水で流れも大きく変わり往時の釣りをイメージするのはなかなか難しくなっている。
早速河原に降りて釣りを始めるが、フライを突っつくのは人差指位の木っ葉ヤマメだ。
石裏で、ちょっと良いサイズが出たがフッキングミスであえなく撃沈した。そうこうしていると弟の竿が良い感じで曲がった、ネットに入ったのは25cmを超えるウグイだった。
流石はウグイ釣りの名人である。
支流の大白沢までの区間、イワナのポイントらしい所からは何の反応も無く、流れの筋から出るのは皆中型のヤマメばかりだ。大白沢に入ると、本流の右岸を釣って居た弟が何やらジェスチャーをしている本流の上流を指した手が本流を横切って僕の方を指す、どうやら「俺は少し本流を釣り上がるから支流に入れ」とでも言っているらしい、「了解!ゆっくり言ってるから」と大声で返事をして支流を釣り始めた。
ところが、全くと言っていいほど魚の反応が無い、どこにも魚がいない。いやいやそんな筈は無い、でも居ない。
少し大きなプールを持つ流れでやっとフライに出たが何とも素早いアタックだった、まさかのチビヤマメか・・。再度フライを流し今度は少々早めにロッドを立てた、そこそこ良いサイズだが簡単に水面に浮いたのは何と25cmを軽く超える良型ウグイだった。
一気に疲れが出た、近くの石に腰を下ろし弟が釣り上がって来るのを待つことにした。
暫くして弟が上がってきて「先行者が居る」と言うので川岸を細かく見ると、あった、間違いなく今日歩いたばかりの足跡だ。
「さっき、支流に入る時に、本流から藪を抜けて餌釣り師があんたの後ろに入ったって言ったべ」と弟が言う「何?さっきのジェスチャーってそれかよ」どうやらまんまと頭をハネられたらしい。
いやあ、それにしても残す足跡も少ない、きっと相当なベテラン頭ハネ師なんだろう。
「どうする?」沢だし、釣り人が入ったばかりじゃまず勝ち目はないので、止む無くここで撤退することにした。
新潟県境まで来て中型ヤマメとウグイで終了・・。ここから自宅まではおよそ6時間、山形の小国の方がずっと近いのに・・・。
詳しくはFFこみゅの釣行記をどうぞ・・・と言いたいところだが、まだ書けてません。悪しからず・・・。
帰りは只見町に抜けて途中の布沢川を釣ってみたが昨夜の雨の影響なのか少し濁りが入っているのと石に積もった泥が酷くモンベルのサワートレッカーじゃ自殺行為だった。結局、弟と仲良くヤマメが1匹ずつ、なんとも疲れた釣りになってしまった。
もう、今日中に自宅に戻るのは諦めてどこかで野宿していくことにした。
只見町の「ひとっぷろまち湯」でお風呂と夕食をいただいた。ここも平成23年7月新潟福島豪雨で被害を受けたが新しく名前も変えてリニューアルしている。残念ながら源泉が使えなくなり現在は沸かし湯である。
さて、今日の予定も無くなったし疲れたし取りあえずどこかで仮眠してからのんびりと帰ることにしよう。
帰路の途中、金山町に「道の駅 奥会津かねやま」がある、元は地元のそば粉を使った手打ちそばを味わえる地域の振興施設「こぶし館」として営業していた場所である。
ピリッと辛い「アサギ大根の高遠そば」がとっても旨いので寄ったら是非食べてみてね。
さて、目覚めも爽やかに金山町を後にする、まだ朝も早いので柳津町までコンビニも無いしお腹もすいてきたところで名案が浮かんだ「喜多方で朝ラーしてくべ」「お、良いね」と言う事で喜多方に寄り道する。
朝ラーなんて何時から始まったのか知らないけれど喜多方の朝ラーは最近結構有名なのだが、一度も食べたことが無いので一回経験しておくのも良いかと。
何やら某TV番組では喜多方の市民はみんな朝ラーしているみたいな放送していたけれど、ほとんどの客はよそ者ですからね(笑)
今日はシジミのスープで有名な「塩川屋」さんで看板メニューの「潮ラーメン」におろしわさびが付いた「わさび潮ラーメン」をいただきました。
さっぱりしていて朝のラーにはピッタリなんじゃないかしら。塩川でシジミ?って思ったけど、昔ナマズの養殖で有名だった塩川町は、シジミの養殖もしていたそうです。使ってるのは残念ながら県外産、千葉だったか茨城だったかな。
因みにこのお店、正しくは「農家レストラン塩川屋」とおっしゃいましてもともと喜多方の農家さんがやっているお店です。地元産の食材に大変こだわっているお店で今年から地場の野菜や酒など地場産品の販売所「とんとん野菜蔵」が併設されています。
初めての朝ラー、経験値が+1ということで帰宅。「ん?そうそれだけよ」
孫と流しそうめんを楽しんで、苗木を買って、本当なら送り火を焚いて良心を彼岸に送るのですが、急遽只見川に行くことにまりました。
父上様、母上様、お見送りできなくてごめんなさい。兄弟二人で出かけちゃうので、帰り道気を付けて帰ってね~。
背中にちょっとだけ後ろめたい気持ちを引きずりながらも心は只見へ。只見町辺りの川を釣るの予定なのだが・・・。
出発前の腹ごしらえに郡山市内のラーメン屋に入った、ラーメンをすすりながらスマホを見ていた弟が「あれ、只見町豪雨だぞ・・・雨雲レーダーが真っ赤・・・」「どれどれ・・・」本当に真っ赤っか、もうすぐ新潟から只見町に流れ込んでくるところだ。
「どうするべ・・・」
先月、東大鳥川で散々な目に遭ったのでここは慎重に慎重を期して、西側から南側の雨雲をチェックする。「あ、檜枝岐は大丈夫だわ」と言う弟に「檜枝岐かあ・・只見川釣りたかったのに・・・」と親父は往生際が悪かった。
「只見川あるじゃん」と弟が言う、「ん?、ああ、上流?」「そうそう、全然雲も無いし・・・」「しかし、遠いしなあ・・・、檜枝岐越えてかなきゃならんし・・・。」「しゃあない、そうすっか!」磐越道を坂下ICに向かう予定が、羽鳥湖経由で南会津、そして檜枝岐へと向かうことになったのである。「これ滅茶苦茶遠いよな今何時よ。」「20時半」「・・・」只見町なら頑張れば今日中に着くけど檜枝岐なら間違いなく明日になる、買い出しもこれからだから、下手をすると2時着だな・・・。
須賀川市から下郷町へそして南会津町へそして檜枝岐の道の駅に定通り2時に到着。
山越えは明日にして、まずここで仮眠をとる、もうクタクタなのであっという間に眠りに落ちた。
ところで檜枝岐に道の駅?そんなものが出来た事すら知らなかった僕なのですが、「道の駅 尾瀬檜枝岐」と言うのが正しいようで、2017年8月30日にオープンしたらしい。
とは言え、温泉施設のアルザ尾瀬の郷もお土産と食事のできる「尾瀬の郷交流センター」と檜枝岐特産の木工品を売っている「木工品展示販売館」は元々有る施設なので、新しい施設は「山旅案内所」だけなんだね。だから、去年の尾瀬檜枝岐マウンテンフェスの時も、一昨年OZさんと釣りした時も、ここに車を停めたのに全く気が付かなかった訳だ。(^^;
まあ、綺麗なトイレが出来ただけでもありがたいけどね。
さて、早朝早起きの民宿で日釣り券を購入し、」国道352号を魚沼方面に向かって峠を越えるとやがて只見川の上流域に出る、この下流に銀山湖、大鳥湖、田子倉湖をへて奥会津へと流れて行く。
僕らは新潟県と福島県境に掛る金泉橋付近から釣り上がる事にした。
新潟福島豪雨ですっかり様子が変わってしまった金泉橋から釣り始める
2011年7月26日~7月30日にかけての平成23年7月新潟福島豪雨は、ここ只見川流域に大きな被害を及ぼしたことは記憶に新しい、福島県檜枝岐村と新潟県魚沼市を結ぶ金泉橋もこの時に流失した、現在の金泉橋は2013年10月8日に完成したものだ。この付近はイワナの好釣り場だったが大洪水で流れも大きく変わり往時の釣りをイメージするのはなかなか難しくなっている。
早速河原に降りて釣りを始めるが、フライを突っつくのは人差指位の木っ葉ヤマメだ。
石裏で、ちょっと良いサイズが出たがフッキングミスであえなく撃沈した。そうこうしていると弟の竿が良い感じで曲がった、ネットに入ったのは25cmを超えるウグイだった。
流石はウグイ釣りの名人である。
ウグイが良く似合う弟はウグイ釣りの名人なのです(笑)
支流の大白沢までの区間、イワナのポイントらしい所からは何の反応も無く、流れの筋から出るのは皆中型のヤマメばかりだ。大白沢に入ると、本流の右岸を釣って居た弟が何やらジェスチャーをしている本流の上流を指した手が本流を横切って僕の方を指す、どうやら「俺は少し本流を釣り上がるから支流に入れ」とでも言っているらしい、「了解!ゆっくり言ってるから」と大声で返事をして支流を釣り始めた。
ところが、全くと言っていいほど魚の反応が無い、どこにも魚がいない。いやいやそんな筈は無い、でも居ない。
少し大きなプールを持つ流れでやっとフライに出たが何とも素早いアタックだった、まさかのチビヤマメか・・。再度フライを流し今度は少々早めにロッドを立てた、そこそこ良いサイズだが簡単に水面に浮いたのは何と25cmを軽く超える良型ウグイだった。
一気に疲れが出た、近くの石に腰を下ろし弟が釣り上がって来るのを待つことにした。
暫くして弟が上がってきて「先行者が居る」と言うので川岸を細かく見ると、あった、間違いなく今日歩いたばかりの足跡だ。
本流出会いの大白沢、写真なんか取ってるうちに上流から来た餌釣りさんに頭はねられたんだと・・(^^;
「さっき、支流に入る時に、本流から藪を抜けて餌釣り師があんたの後ろに入ったって言ったべ」と弟が言う「何?さっきのジェスチャーってそれかよ」どうやらまんまと頭をハネられたらしい。
いやあ、それにしても残す足跡も少ない、きっと相当なベテラン頭ハネ師なんだろう。
「どうする?」沢だし、釣り人が入ったばかりじゃまず勝ち目はないので、止む無くここで撤退することにした。
新潟県境まで来て中型ヤマメとウグイで終了・・。ここから自宅まではおよそ6時間、山形の小国の方がずっと近いのに・・・。
こんなサイズのヤマメばっかり、只見川の上流は既に秘境ではない
詳しくはFFこみゅの釣行記をどうぞ・・・と言いたいところだが、まだ書けてません。悪しからず・・・。
帰りは只見町に抜けて途中の布沢川を釣ってみたが昨夜の雨の影響なのか少し濁りが入っているのと石に積もった泥が酷くモンベルのサワートレッカーじゃ自殺行為だった。結局、弟と仲良くヤマメが1匹ずつ、なんとも疲れた釣りになってしまった。
もう、今日中に自宅に戻るのは諦めてどこかで野宿していくことにした。
只見町の「ひとっぷろまち湯」でお風呂と夕食をいただいた。ここも平成23年7月新潟福島豪雨で被害を受けたが新しく名前も変えてリニューアルしている。残念ながら源泉が使えなくなり現在は沸かし湯である。
さて、今日の予定も無くなったし疲れたし取りあえずどこかで仮眠してからのんびりと帰ることにしよう。
帰路の途中、金山町に「道の駅 奥会津かねやま」がある、元は地元のそば粉を使った手打ちそばを味わえる地域の振興施設「こぶし館」として営業していた場所である。
ピリッと辛い「アサギ大根の高遠そば」がとっても旨いので寄ったら是非食べてみてね。
さて、目覚めも爽やかに金山町を後にする、まだ朝も早いので柳津町までコンビニも無いしお腹もすいてきたところで名案が浮かんだ「喜多方で朝ラーしてくべ」「お、良いね」と言う事で喜多方に寄り道する。
朝ラーなんて何時から始まったのか知らないけれど喜多方の朝ラーは最近結構有名なのだが、一度も食べたことが無いので一回経験しておくのも良いかと。
何やら某TV番組では喜多方の市民はみんな朝ラーしているみたいな放送していたけれど、ほとんどの客はよそ者ですからね(笑)
今日はシジミのスープで有名な「塩川屋」さんで看板メニューの「潮ラーメン」におろしわさびが付いた「わさび潮ラーメン」をいただきました。
さっぱりしていて朝のラーにはピッタリなんじゃないかしら。塩川でシジミ?って思ったけど、昔ナマズの養殖で有名だった塩川町は、シジミの養殖もしていたそうです。使ってるのは残念ながら県外産、千葉だったか茨城だったかな。
塩川屋さんのわさび潮ラーメンはさっぱりしてて朝から食べても平気
因みにこのお店、正しくは「農家レストラン塩川屋」とおっしゃいましてもともと喜多方の農家さんがやっているお店です。地元産の食材に大変こだわっているお店で今年から地場の野菜や酒など地場産品の販売所「とんとん野菜蔵」が併設されています。
初めての朝ラー、経験値が+1ということで帰宅。「ん?そうそれだけよ」
Posted by 老眼親父 at 21:49│Comments(0)
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