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2018年04月06日

2018福島県もやっと解禁だぞー♪の巻

4月1日は、待ちに待った福島県の渓流解禁でした。
福島県の解禁、ここ数年はいわき市周辺の鮫川水系からのスタートなのですが、今年は特に暖かい日が続いて何とも穏やかな解禁になりました。

ヤマメ

鮫川水系と言ってもその流程は長く何処の川に入るのかが試案のしどころ、取り敢えず遊漁券売ってるコンビニに向かい、年券を購入してから考えることにしましょう。
今年の解禁は日曜日と言う事もあってきっと有名河川は釣り人だらけだろうし、有名どころはちょっとだけ敬遠して古殿町周辺を今日の釣り場に決めました。
時間も早いのでまずは年券を購入したコンビニ近くのO川をスタートに昼前位に本命のK川に入ることにします。
ここ、昔は結構釣れたのだけど最近は葦の侵食が激しく、余り良いイメージが無いので足が遠退いておりましたが、ちょっと様子を見てみましょう。
餌釣りの皆さんは結構入っているようですが、果たして釣果の方はどうなのでしょうか。
昔、入った橋の下から入ってみますが、これはと言うポイントも反応がありません。やっぱり魚居ないのかね?と思いながらフライを流していたら、本日最初のヤマメが瀬を割って現れました。

【今年最初の福島産♪】
ヤマメ

一尾釣れれたら満足、ここは早々に見切って本命のK川に移動することにします。

本命の川は予想どおりの賑わいで僕が何時も入るポイントには既にルアーマンが入っていました。
上流まで行ってみたけれど入渓場所にはどこも車が停まっていまて入渓できそうな場所も無いほどです。
車を停めて川を眺めていたら、堰堤の土手を登ってくるルアーマンが見えたので僕は入れ替わりでその場所に入ることにしました。
待っている僕を見つけると「追ってくる魚はおろか、新子も居ねえよ。人が一杯入ってたから仕方ねーけど…」と挨拶代わりの泣きが入ります。「しょうがないよね、解禁日だし(笑)」と挨拶して川に降りました。
このポイントも僕が見ていただけで餌釣りさんが二人とこのルアーマンと・・・まあ、釣れるわけないか、でも魚が居ない訳じゃないからね。

確かにライズなんてものは何処にもないし、少量のユスリカが蚊柱立てている位でそれらしいハッチもありません。
こんな時は目立つパターンのほうが有利だったりする(年寄りの経験則だけど・・・)ので、この川で実績のあるオオクママダラのダンパターンTM103 #11を7Xティペットに結びます。ティペットサイズとフライサイズが極めてアンマッチだけれど、これだけ人が攻めた後じゃ、ティペットの影は極力消したいからね。
フライもサイズの割には空気抵抗が少ないパターンなのでこのチョイスが成り立つのですが。

ほぼ9割9分は無理だろうなあって思いながら、キャストを繰り返します。岸沿いの瀬がらみから20cmちょいのヤマメが出ました。
「おやおや、釣れたじゃないの♪」釣れないと思ってるから殺気が無かったんだなたぶん(笑)

【デカいフライを咥えたヤマメ、釣れるじゃん♪】
ヤマメ
【可愛いけど綺麗よ】
ヤマメ

結局、2尾ほどバラしたものの気づけばこの区間でチビヤマメもいれれば4尾も釣っちゃったよ。
ルンルン気分で一歩踏み出した途端、足元がグラリと来て、あらら・・・と思った時には流れの中に仰向けになっていました。
ウェーダーの中まで浸水、パンツの中までビッショビショです、早く脱いで乾かさなきゃオチ●チ●が風邪ひいちゃうよ(笑)
駐車スペースが有るのでそこでお昼にしようと車を走らせましたが、既に一台白い車が停まっています。
おや、何やら見覚えのある車です、なんと先日、那須で栃木の解禁をご一緒したNさんの高級車です。直ぐ前に車を停めて川を見るとNさんがラインを延ばしていました。Nさんも僕に気づいたようで手を振って応えてくれました。

僕はウェーダーをひっくり返して土手の柵にかけ、車から椅子とテーブルを引っ張り出して俄かの青空Caféをこさえました。
取りあえずコーヒーでも入れようと、コーヒー豆を挽き初めて、水がどこにもないのに気づきました。なんと玄関の下駄箱の上に置き忘れてきたので有りました。
川から上がってきたNさんにコーヒー進めておきながら、「あ、ごめん!コーヒー出来ないわ(^^;」
てなわけで、お茶もないまま世間話に花を咲かせる親父二人。

Nさんは少し上流に、僕はパンツが乾くのを待って青空Caféをたたみ、更に上流に入りました。
車だらけだった上流もいつの間にか静けさが戻り、僕は半乾きのウェーダーに足を通し気持ち悪さを引き釣りながら土手を下りました。
足元に咲くイチリンソウとカタクリの花が少し傾き始めた陽を浴びて際立つ白と紫のコントラストが穏やかな春の陽を彩ります。

【春の渓によく似合う】
イチリンソウ

【カタクリの花のドアップ、初めて見たかも】
カタクリ


3時頃になると眼前にメイフライのスピナーが飛び始め、それまでと打って変わって魚の反応も信じられないほど良くなりました。
岩と岩の間から落ちる流れが大石にぶつかり反転流になる丁度その手前で良いサイズのヤマメが飛沫を挙げてフライを咥えました。
先ほどまでの釣り人たちの賑わいが嘘のようです。

【激しいアタックを見せたヤマメちゃん、可愛いねえ】
ヤマメ

【サイズはそれぞれ、二桁リリースしたよ♪】
ヤマメ

その後も木の枝と喧嘩しながら、気付けば結構な数のしかも美しいヤマメたちと戯れる事が出来て、すこぶる幸せな解禁の日になりました。
めでたしめでたし♪




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