2016年10月12日
CDCスペントオリーブを巻く(にわかに命名した)
昨日の勢いで今日もタイイングの覚書を書く
歳のせいか、毎年作ってるはずのタイイングの仕方もはっきり言って思い出さないことがままあるようになった・・。
困ったもんだ・・。
CDCスペントオリーブ、にわかにつけた名前だが去年は違う名前だった気がする(笑)
春先のシロハラとかのハッチの時に特に有効なパターンで、スピナーが流下している時のライズはスペントじゃないと獲れない時が良くあるのだ。
【こんなフライである】
早速、タイイングを始めよう
【フックはTMC103BL】
軽くて絶妙なベンドカーブが浮力とフッキングの良さを担保してくれる。なおかつバレにくいフックなので大好き。
【下巻きしてテールを付けます】
歳のせいか、毎年作ってるはずのタイイングの仕方もはっきり言って思い出さないことがままあるようになった・・。
困ったもんだ・・。
CDCスペントオリーブ、にわかにつけた名前だが去年は違う名前だった気がする(笑)
春先のシロハラとかのハッチの時に特に有効なパターンで、スピナーが流下している時のライズはスペントじゃないと獲れない時が良くあるのだ。
【こんなフライである】
早速、タイイングを始めよう
【フックはTMC103BL】
軽くて絶妙なベンドカーブが浮力とフッキングの良さを担保してくれる。なおかつバレにくいフックなので大好き。
【下巻きしてテールを付けます】
テールにはコックデレオンのヘンネックを使います。(なんでも良いけど小さいフライなので柔らかめのファイバーが良いかな)
【スレッドにダビング材を付ける】
薄いオリーブ色のファインダブを細く寄り付けます。ダビング材は巻き始めから少し間隔をあけて寄り付けると"吉"
ダビング材のない部分でテール側に巻いて行きテールの下側にスレッドを回したら前に引いてテールを立たせます。
そこからダビング材でボディを巻きます。
【ボディを巻く】
細めに巻きます
【ウイングの準備】
ウイングはCDCを2枚、裏と表を重ねます。(ウイングの表側が上になります)
このウイングは成型するのでCDCの品質にはそれほどこだわらなくて良いです。
僕は普段アップライトウイングには使いにくいようなヘッポコウイングを使います。
【ウイングをシャンクに止める】
2枚とも表側を上にを重ねて止めます
【CDCの先端を開きます】
ウイングになるので慎重に
【ウイングを開いて固定】
CDCのウイングの前側をスレッドで巻き完全に開いて固定します
【ソラックス用のダビング材を巻く】
ソラックス用にボディより少し濃い目のオリーブのファインダブをスレッドに寄り付けます。
これも細くね
【ソラックスを作る】
ウイングの後方にダビング材を巻きソラックスを作ります
【前方も】
ウイングの前にも2巻きくらいしてソラックスの完成
【こんな感じです】
【オーバー・・・なんだっけ?もう歳とったら何も思い出せん】
CDCの根元側を前方に折り返してオーバーソラックスを作る
【スレッドで固定します】
ここでCDCをカットしてはいけません
【CDCのストークの前方下側をスレッドで巻く】
ストークを折り返してスレッドで後方に巻く、スレッドでストークをサンドイッチにするのだ
【CDCのストークをカット】
【ヘッドを作る】
スレッドでヘッドを作ったらウィップフィニッシュ
【ほらこんな感じよ、そろそろ出来上がり】
ここから、ウイングの成型です。
使うのは二つ、マルチグルーとゼリー状の瞬間接着剤
【マルチグルーと・・】
【ゼリー状の瞬間接着剤】
【CDCの先端にマルチグルーを塗りウイングを作る】
マルチグルーのブラシと自分の指先を使ってウイングをつくる
【こんな形に出来上がり】
【マルチグルーの上から瞬間接着剤で固定する】
普通の接着剤やヘッドセメントを使うとCDCのフリューに浸み込んでフリューがくっついちゃうのでゼリー状の接着剤を使うこと。
これ必須!
【これで完成】
【こんな感じで水面にペタッと浮きます】
これは良く見えるのでインジケーターなんかいらないよ(笑)
とにかくスペントじゃないと無視される春先には必須フライなのだ
Posted by 老眼親父 at 20:50│Comments(0)
│フライタイイング