2017年03月23日
解禁であります(既に3週間が過ぎたけど・・・)
栃木が解禁になったと思ったらブログの更新も出来ないうちにそろそろ地元の解禁も迫って来た(^^;
このままだと今年もろくろく更新せずに終わっちゃいそうなので頑張って記しておこう。
今年もお隣の栃木県で解禁です。
僕の地元は4月解禁なので一足早い栃木県様々なのだ。
今年は例年にない穏やかな天気で心も軽やか、今年も弟と那須近郊に向かった。
【那須の山が春めいて見える】

解禁から4日過ぎた土曜日、思ったよりも釣り人が少ない、こりゃあ良い釣り出来るかな・・・。
このままだと今年もろくろく更新せずに終わっちゃいそうなので頑張って記しておこう。
今年もお隣の栃木県で解禁です。
僕の地元は4月解禁なので一足早い栃木県様々なのだ。
今年は例年にない穏やかな天気で心も軽やか、今年も弟と那須近郊に向かった。
【那須の山が春めいて見える】

解禁から4日過ぎた土曜日、思ったよりも釣り人が少ない、こりゃあ良い釣り出来るかな・・・。
のんびりと支度を整えて河原に下り、いつもの様に河原の石や流れの周りに目を凝らす。
これだけ暖かいのだから石の周りにクロカワゲラあたりが這いまわって居るだろうと思ったのだが、全く見当たらない。
クロカワゲラどころか餌になりそうな虫は何処にも居ない。
何やら元気のないクロカワゲラがふらふらと今にも落っこちそうな塩梅で川面を横切るのを見ただけだ。
後は、辛うじて少量のユスリカの塊が空中にふわふわ浮かんでいるくらいだ。
どうせ何も居ないんならとクロカワゲラパターンの#18をティペットに結んだ。
弟は既に得意ポイントのある上流へと姿を消していた、僕はゆっくりとライズを探しながら釣り上がることにした。
リールからラインを引き出しながら川面に目をやると、流れの尻の少し上の細い流れが解けて流速が幾分遅くなるあたりで小さなリングが広がった。
居るじゃないの、今年の一投目、優しく流れに乗ったクロカワゲラがライズのポイントに入るとパシャッと音がして飛沫が上がった。狙い通りだ。
ところが僕の右手は全く反応することなくライズの主は水底に戻って行った。
あまりにもシナリオどおりの反応にあっけにとられたのか感心したのかわからないが僕の身体が反応しなかったのだ・・。
我に返りもう一度同じレーンに毛ばりを流すと、流れの尻まで毛ばりを追っては来たものの踵を返して戻って行った。
あ、ヤマメに踵はなかったか(笑)
まあ、始まったばかりだしこの分なら何とか釣りになるだろう。
ちょっとした大石が作る深み、右手前にある大石にぶつかった流れがほぼ直角に曲がるところに毛ばりを流すとこれも一発で出た。
今度は僕の脳みそもちゃんと反応してくれて今年初のヤマメとご対面となった。
20cm位だろうか、残念ながら胸鰭の裂けた成魚放流のヤマメだった。しかし贅沢は言うまい、何しろ初物なのだから縁起が良い。
【今シーズン初ヤマメとの出会い、やはり嬉しい】

その後、放流ヤマメを2匹ほどキャッチしてそこそこ満足、解禁の釣りは釣り人にとって元日のようなものだから一尾手にすれば十分だし何より河原に立ててラインを伸ばすことが出来るだけで大満足なのだ。
【楽しいね】

上流に弟の姿を発見したのでこの辺で川から上がりコーヒータイムにでもしようと河原を下ったところで、最初に逃したあいつを釣ってやろうと思いもう一度同じ場所に立った。
一つ深呼吸をしてからさっきと同じポイントに毛ばりを落とす、毛ばりはモゾモゾと流れ始め、沈み石の前にかかるとパシャッと音がして飛沫が上がり僕は迷うことなく竿を立てた。
「おお、思ったよりも元気が良いねえ」
走ること走ること、ネットの中で元気の良いヤマメが暴れている。
スレンダーで少し黒みがかった色の濃いヤマメ、おそらく去年稚魚放流されたものだろう、鰭もピンとして明らかに解禁に合わせた成魚放流者とは違う、ちょっとだけうれしいでも本音はちょっとだけ複雑・・・。
【細いけど鰭ピンの年越しヤマメ、こうじゃなきゃね】

弟が戻って来た、餌釣りさん達のグループに先行され良いとこ無かったらしいがそれも解禁時のワンシーンではある。
河原のベンチで昼食をとり早々に弟はリベンジに川に立つ、僕はコーヒーを沸かして春の河原でティータイムを満喫したのち、
弟が釣り上がって来るのに合わせて橋の上からライズを探す事にした。
【心も満たされ河原でコーヒータイム、幸せ】

春の陽にキラキラ輝く水面がやけに眩しい、偏光グラスの先の流れに一つライズを発見した、程よいタイミングで弟が橋の下に来る、「そこの白い石の上30cmんとこ」「違う違う!その下流側の石だって」「あーラインが入っちまったよ・・」なんてごちゃごちゃ騒いでるうちにライズは消える・・。
「お、上流の石の前でライズした」「お、そこそこ!」「・・・」
フライラインの先に水飛沫が上がり弟の竿が曲がる、なかなか良いサイズのイワナがネットに入った。
このあたりでイワナが釣れるのは珍しい、近寄ってみるとそれは立派な成魚放流のイワナだった(笑)
【そこじゃ無いって、もっと下だって・・・】

いつからかこういう釣りに慣れてしまっていた、随分長い事この釣りをしているが川で成魚放流の魚を釣るなんてつい最近まで僕の釣りには無かった事だ。
勿論そう言う川には敢て行かなかったという事もあるのだろうが、最近は通いなれた会津の川でさえ鰭の無い魚やエラの欠けた魚を見るようになった。
初めてそれを川で釣った時、とても複雑で嫌な気持になったのを覚えている、そういう魚を釣るのが嫌でほとんど管理釣り場に行ったことも無かったのだがいつの間にか慣れてしまっている自分が居る。
オフにC&R河川に釣りに行くようになってからかもしれない、最近では「鰭も回復して来てるよ・・・」なんて話を普通にしている自分が居て、ふと胸のあたりが苦しくなったりする。
まあ、楽しませてもらっている事だし、贅沢は言うまい・・・。
これだけ暖かいのだから石の周りにクロカワゲラあたりが這いまわって居るだろうと思ったのだが、全く見当たらない。
クロカワゲラどころか餌になりそうな虫は何処にも居ない。
何やら元気のないクロカワゲラがふらふらと今にも落っこちそうな塩梅で川面を横切るのを見ただけだ。
後は、辛うじて少量のユスリカの塊が空中にふわふわ浮かんでいるくらいだ。
どうせ何も居ないんならとクロカワゲラパターンの#18をティペットに結んだ。
弟は既に得意ポイントのある上流へと姿を消していた、僕はゆっくりとライズを探しながら釣り上がることにした。
リールからラインを引き出しながら川面に目をやると、流れの尻の少し上の細い流れが解けて流速が幾分遅くなるあたりで小さなリングが広がった。
居るじゃないの、今年の一投目、優しく流れに乗ったクロカワゲラがライズのポイントに入るとパシャッと音がして飛沫が上がった。狙い通りだ。
ところが僕の右手は全く反応することなくライズの主は水底に戻って行った。
あまりにもシナリオどおりの反応にあっけにとられたのか感心したのかわからないが僕の身体が反応しなかったのだ・・。
我に返りもう一度同じレーンに毛ばりを流すと、流れの尻まで毛ばりを追っては来たものの踵を返して戻って行った。
あ、ヤマメに踵はなかったか(笑)
まあ、始まったばかりだしこの分なら何とか釣りになるだろう。
ちょっとした大石が作る深み、右手前にある大石にぶつかった流れがほぼ直角に曲がるところに毛ばりを流すとこれも一発で出た。
今度は僕の脳みそもちゃんと反応してくれて今年初のヤマメとご対面となった。
20cm位だろうか、残念ながら胸鰭の裂けた成魚放流のヤマメだった。しかし贅沢は言うまい、何しろ初物なのだから縁起が良い。
【今シーズン初ヤマメとの出会い、やはり嬉しい】

その後、放流ヤマメを2匹ほどキャッチしてそこそこ満足、解禁の釣りは釣り人にとって元日のようなものだから一尾手にすれば十分だし何より河原に立ててラインを伸ばすことが出来るだけで大満足なのだ。
【楽しいね】

上流に弟の姿を発見したのでこの辺で川から上がりコーヒータイムにでもしようと河原を下ったところで、最初に逃したあいつを釣ってやろうと思いもう一度同じ場所に立った。
一つ深呼吸をしてからさっきと同じポイントに毛ばりを落とす、毛ばりはモゾモゾと流れ始め、沈み石の前にかかるとパシャッと音がして飛沫が上がり僕は迷うことなく竿を立てた。
「おお、思ったよりも元気が良いねえ」
走ること走ること、ネットの中で元気の良いヤマメが暴れている。
スレンダーで少し黒みがかった色の濃いヤマメ、おそらく去年稚魚放流されたものだろう、鰭もピンとして明らかに解禁に合わせた成魚放流者とは違う、ちょっとだけうれしいでも本音はちょっとだけ複雑・・・。
【細いけど鰭ピンの年越しヤマメ、こうじゃなきゃね】

弟が戻って来た、餌釣りさん達のグループに先行され良いとこ無かったらしいがそれも解禁時のワンシーンではある。
河原のベンチで昼食をとり早々に弟はリベンジに川に立つ、僕はコーヒーを沸かして春の河原でティータイムを満喫したのち、
弟が釣り上がって来るのに合わせて橋の上からライズを探す事にした。
【心も満たされ河原でコーヒータイム、幸せ】

春の陽にキラキラ輝く水面がやけに眩しい、偏光グラスの先の流れに一つライズを発見した、程よいタイミングで弟が橋の下に来る、「そこの白い石の上30cmんとこ」「違う違う!その下流側の石だって」「あーラインが入っちまったよ・・」なんてごちゃごちゃ騒いでるうちにライズは消える・・。
「お、上流の石の前でライズした」「お、そこそこ!」「・・・」
フライラインの先に水飛沫が上がり弟の竿が曲がる、なかなか良いサイズのイワナがネットに入った。
このあたりでイワナが釣れるのは珍しい、近寄ってみるとそれは立派な成魚放流のイワナだった(笑)
【そこじゃ無いって、もっと下だって・・・】

いつからかこういう釣りに慣れてしまっていた、随分長い事この釣りをしているが川で成魚放流の魚を釣るなんてつい最近まで僕の釣りには無かった事だ。
勿論そう言う川には敢て行かなかったという事もあるのだろうが、最近は通いなれた会津の川でさえ鰭の無い魚やエラの欠けた魚を見るようになった。
初めてそれを川で釣った時、とても複雑で嫌な気持になったのを覚えている、そういう魚を釣るのが嫌でほとんど管理釣り場に行ったことも無かったのだがいつの間にか慣れてしまっている自分が居る。
オフにC&R河川に釣りに行くようになってからかもしれない、最近では「鰭も回復して来てるよ・・・」なんて話を普通にしている自分が居て、ふと胸のあたりが苦しくなったりする。
まあ、楽しませてもらっている事だし、贅沢は言うまい・・・。
Posted by 老眼親父 at 10:03│Comments(1)
│FLY FISHING
この記事へのコメント
難しそうな春の釣りに見えますが、そこそこの釣果があるようですので、羨ましい限りでございます。
人工繁殖は、確かに、物悲しい面がありますが、命は命。
人のエゴなど小さなもので、一生懸命に虫を食む魚を見ると、やはり、どうにも楽しいもので御座いますね。
人工繁殖は、確かに、物悲しい面がありますが、命は命。
人のエゴなど小さなもので、一生懸命に虫を食む魚を見ると、やはり、どうにも楽しいもので御座いますね。
Posted by boodoodeedee at 2017年03月28日 18:20