2019年06月17日
フライフックのこと
僕がフライフィッシングを始めた頃のフライフックと言えばノルウェーのMustad社のフックと言うのが当たり前。
ドライフライにはスタンダードの94840と3XFineの細軸の94833そしてアップアイの94842あたりが僕の定番だった。
ニンフ用の96XXや79XXシリーズやストリーマー用に36XXなど殆どはMustad社のフックで間に合っていたんだよね。
もう随分昔の話でうろ覚えだけど(^^;
ウエットフライのフックだけは英国PARTRIDE社製だったリマリックのベンドカーブがカッコ良くてお気に入りだった。シルバーマーチブラウン、ピーターロス、ティールブルーアンドシルバー等々ウェットフライのシルエットにしっくりと馴染むデザインだったな。
Mustadのフックと比べPARTRIDEのフックは高価だったけれどそれなりに品質も高かった(ハンドメイドの為、1本1本の製品の仕上がりにバラつきがあります。と言うコピーが更に信頼を増したのだった)、当時のMustadのフックと来たら一箱に数本は不良品が入ってる(ちょっと言い過ぎか^^;)くらいの品質だったから、バーブにバリが付いていたり、アイがバリで埋まっていたりなんて極々当たり前。
だから、当時はフックシャープナー必携だったりしたもんだ(笑)
それでも、値段もお手頃だったし、当時まともなSHOPも無い地方暮らしの僕には他に選択肢があった訳でも無かったし、それしきの事全く問題じゃなかったっけな。
ある時にPARTRIDE社からSHIMAZAKI YAMAME HOOKSなるものが発売された。初めて写真を見た時に「こ、これは・・・」と言葉に詰まった。(ドラマ仕立てで!)
細身のシャンクに独特の角ばったベンド形状そして小さなバーブと極端に短いスロート・・・。
こんなに小さなバーブで外れないのだろうかと思ったのだが、短いスロートと相まって、フライをヤマメがフライを咥えただけで刺さり、その上外れないと言う高性能だった。(当時の僕の感覚的なイメージです)
それからの数年は、スタンダードフライはMustadの94840や94833、パラシュートやウルフパターン、テレストリアルにはSHIMAZAKI YAMAMEと使い分けていた。
その後TIEMCO社から現在のドライフライフックの標準と言えるTMC100が発売されたが、フックを箱買いしていた僕はMustadもPARTRIDEも在庫が豊富にあったので暫く使うことも無かったが、SHIMAZAKI YAMAMEフックが生産されなくなり、在庫も少なくなった時、TMC100の翌年にリリースされたTMC102Yに出会った。
SHIMAZAKI YAMAMEフックのベンドをリマリックにしたようなその美しいデザインは、ヤマメを釣るにはこれしか無いと自分に信じさせるに十分な形状だった。
ところが、当初のTMCフックは実に良く折れた、その後材質の変更によって折れることは少なくなったものの、オークションサイトなどで古い時期のフックを入手したりすると今のTMCとは別物だったりするので要注意だ。
そして、お気に入りのフックが突然ラインナップから消えたるするのでそれも要注意(笑)
フィッシングを続けてきて、僕のタイイングに対する考え方も随分変わって来た、シーズナブルなフライパターンや時々の昆虫のイメージを重要視するようになって、TMCフックのようにいろいろな形状のフックが増えることで、その選択肢が広がることはとても有難い事だと思っている。
おかげで、フライサイズやフライパターンによってフライフックを選択してタイイング出来るようになった。
最近は国産のフックメーカーも増えて、フックのパターンも増しタイイングがますます楽しくなってきた。
ドライフライにはスタンダードの94840と3XFineの細軸の94833そしてアップアイの94842あたりが僕の定番だった。
ニンフ用の96XXや79XXシリーズやストリーマー用に36XXなど殆どはMustad社のフックで間に合っていたんだよね。
もう随分昔の話でうろ覚えだけど(^^;
ウエットフライのフックだけは英国PARTRIDE社製だったリマリックのベンドカーブがカッコ良くてお気に入りだった。シルバーマーチブラウン、ピーターロス、ティールブルーアンドシルバー等々ウェットフライのシルエットにしっくりと馴染むデザインだったな。
箱入りで残っているけれど使う予定は無い・・・Mustad Fly Hooks(^^;
Mustadのフックと比べPARTRIDEのフックは高価だったけれどそれなりに品質も高かった(ハンドメイドの為、1本1本の製品の仕上がりにバラつきがあります。と言うコピーが更に信頼を増したのだった)、当時のMustadのフックと来たら一箱に数本は不良品が入ってる(ちょっと言い過ぎか^^;)くらいの品質だったから、バーブにバリが付いていたり、アイがバリで埋まっていたりなんて極々当たり前。
だから、当時はフックシャープナー必携だったりしたもんだ(笑)
それでも、値段もお手頃だったし、当時まともなSHOPも無い地方暮らしの僕には他に選択肢があった訳でも無かったし、それしきの事全く問題じゃなかったっけな。
ある時にPARTRIDE社からSHIMAZAKI YAMAME HOOKSなるものが発売された。初めて写真を見た時に「こ、これは・・・」と言葉に詰まった。(ドラマ仕立てで!)
細身のシャンクに独特の角ばったベンド形状そして小さなバーブと極端に短いスロート・・・。
こんなに小さなバーブで外れないのだろうかと思ったのだが、短いスロートと相まって、フライをヤマメがフライを咥えただけで刺さり、その上外れないと言う高性能だった。(当時の僕の感覚的なイメージです)
HIMAZAKI YAMAME HOOKS 残った最後の1本、勿体なくて使えない(^^;
それからの数年は、スタンダードフライはMustadの94840や94833、パラシュートやウルフパターン、テレストリアルにはSHIMAZAKI YAMAMEと使い分けていた。
その後TIEMCO社から現在のドライフライフックの標準と言えるTMC100が発売されたが、フックを箱買いしていた僕はMustadもPARTRIDEも在庫が豊富にあったので暫く使うことも無かったが、SHIMAZAKI YAMAMEフックが生産されなくなり、在庫も少なくなった時、TMC100の翌年にリリースされたTMC102Yに出会った。
SHIMAZAKI YAMAMEフックのベンドをリマリックにしたようなその美しいデザインは、ヤマメを釣るにはこれしか無いと自分に信じさせるに十分な形状だった。
ところが、当初のTMCフックは実に良く折れた、その後材質の変更によって折れることは少なくなったものの、オークションサイトなどで古い時期のフックを入手したりすると今のTMCとは別物だったりするので要注意だ。
そして、お気に入りのフックが突然ラインナップから消えたるするのでそれも要注意(笑)
フィッシングを続けてきて、僕のタイイングに対する考え方も随分変わって来た、シーズナブルなフライパターンや時々の昆虫のイメージを重要視するようになって、TMCフックのようにいろいろな形状のフックが増えることで、その選択肢が広がることはとても有難い事だと思っている。
おかげで、フライサイズやフライパターンによってフライフックを選択してタイイング出来るようになった。
最近は国産のフックメーカーも増えて、フックのパターンも増しタイイングがますます楽しくなってきた。
Posted by 老眼親父 at 17:35│Comments(0)
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