フライフックのこと(その2)

老眼親父

2019年06月19日 18:00

前回に続いてフライフックの話です。
前にも書きましたが、国産のフックメーカーも増えて来て、お手頃のフックも目に着くようになって来ました。
そうなると好奇心旺盛な親父は一度使って見ないと気が済まないって事になる訳です。

最近はTMCの103BLと212Yを中心に使って居るのですが、103BLの代替えになりそうなお買い得フックを見つけたので去年の冬に#12、#14、#16と入手したので、今年の春のメイフライパターンはほとんどそのフックを使ってタイイングしたのでその話を。

日本の高度成長期を生きて来た昭和生まれの親父は、日本の技術力が世界のトップクラスと言う摺り込みを長年受けて来たので、国産と言うだけで他国の物より品質が数段高いと勝手に思い込んじゃう悪癖があるのです。(最近少し目が覚めて来たのだが)

そんなこともあって国産フックと言われれば何の不安も持たずにポチってしまう訳です。

今回(去年の話ね)入手した某社のフックはデザインもTMC103BLにそっくりでフックのポイントの鋭さもスロートの角度も申し分なかったのですが、何となくシャンクが細身なのであります。
とは言え、国産フックなのですから、特に問題になることは無いと思いつつ、タイイングを始めます。

シャンクにスレッドを掛けぐるぐる巻いてスレッドを引くとシャンクが柔らかいのかスレッドに掛るテンションに合わせてシャンクがお辞儀するのです。
「あれ?なんかシャンクが柔らかい気がするけど大丈夫だべか?」
と、不安を感じつつも、何と言っても国産フックなんだから大丈夫よと見えない安心感に守られて大量のメイフライがフライボックスに所狭しと並ぶのでありました。

いずれにしろフライなんて釣ってナンボである、解禁当初のユスリカやらクロカワゲラやらの釣りをしている時にはそんなことは無かったのだがメイフライを使いだしてから、魚をバラす事が多くなりました。

しかも、フッキングしてから軽くテンションを掛けたまま、ネットに誘導しようとする時に魚が軽く体制を変えようとした時に、今まで感じたことの無い奇妙な感覚を残してフックアウトするのです。
この奇妙な感覚は説明しにくいのですが、欠けていたテンションがクニャっとした感覚の後にフックアウトする感じ、どうもゲイプが開いてフックアウトする感じなのです。
このあたりの話はFFこみゅの釣行記をご覧ください。

同じような感覚でバラすことが釣行度に起きるので、流石にこのままではいられません。
親父の感覚がどうなのか検証する事に致します。

検証結果は・・・・次回に(^^;








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